浦添ボーイズ （中学硬式野球クラブ）

【九州選抜大会】「地の利」を生かせたか、「人の和」を発揮できたか


第19回日本少年野球九州選抜大会
7月15日（土）〜16日（日）、沖縄県で開催されました

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◇ 7月15日　◇ ANA BALL PARK 浦添

◇ 1回戦
浦＿＿添ボーイズ　００１０２００５｜８
福岡志免ボーイズ　０１１００１０４｜７
（8回タイブレーク）

（浦添ボーイズ）
（投手）大城諄來、蓑田宗典、宮城栄豪、糸数大輝 ー（捕手）澤岻樹来
（三塁打）比嘉俊輔、比嘉大地
（二塁打）大城諄來


◇ 準々決勝
浦＿＿添ボーイズ　１００００１２ ｜４
大分明野ボーイズ　１０２０００２x｜５x

（浦添ボーイズ）
（投手）大城京也、宮城建臣、池間按 ー（捕手）澤岻樹来
（二塁打）糸数大輝

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浦添ボーイズ選手のみなさんへ


九州選抜大会
そして交流戦
2日間、おつかれさまでした


古代中国の思想家で、
孟子(もうし)という人物を知っていますか

思想家とは、社会に影響を及ぼすような物事を考え、社会はこうあった方がいいと信念を広げようとする人、を言います


孟子の言葉に


「天の時」は、
「地の利」に如（し）かず
「地の利」は、
「人の和」に如（し）かず


があります


「天の時（てんのとき）」とは
天がもたらしてくれるチャンスやタイミングのことで、
その時を見逃さずに、勝負の時を見極めて、準備して戦うことが大事、という教えです



「地の利（ちのり）」とは
自分たちが活動する土地や条件の強み（利益）のことで、
勝負する場（地）を、自分たちの利益が大きくなるように、準備して戦うことが大事、という教えです

今回の大会で言うと、まさに自分たちのホームグラウンドでできるわけですから、「地の利」は大きかったということですね



「人の和」とは
チームひとりひとりが、自分にできることを考えて、
力を合わせて、助け合い、補い合い、
チームが一つになって頑張り通す
チームワークのことを言います



孟子の教えは、
大事なことを達成しようとするとき、


「天の時」は、
「地の利」に如（し）かず
「地の利」は、
「人の和」に如（し）かず


つまり、
「天の時」は、「地の利」に及ばない
「地の利」は、「人の和」に及ばない
と言うこと


つまり、
数学の不等式で示すと、

天の時 ＜ 地の利 ＜ 人の和

の順に大切だと教えています


孟子の教え、
最も重要なのは、「人の和」と説いています




さて、今回の九州選抜大会
どうだったでしょうか



「天の時」
勝負の時に合わせて
からだとこころを高めて
挑むことができたでしょうか



「地の利」
を生かすことができたでしょうか

いつものグラウンドで、
自信を持って戦うことができたでしょうか

「地の利」
があったからこそ、
圧倒的な応援の力で、
相手を圧倒することができたでしょうか



そして、「人の和」
チームひとりひとりが、自分にできることを考えて、
力を合わせて、助け合い、補い合い、
チームが一つになって頑張り通す
チームワークを発揮できたでしょうか



3年生、2年生、1年生
チームの全員が、これからの活動に、この経験を生かしていただきたいと思います


浦添ボーイズの活動は
大会だけではありませんね

日々の練習や取り組みもそうだと思います


3年生だから、
今、できること、すべきこと
そして、後輩に伝えていくことがありますね


2年生、1年生だから、
今、できること、すべきこと
そして、先輩を見習って、覚えていくことがありますね


そうやって
「人の和」
チームワークができていくのだろうと思います


指導者を、
そして親を、
たくさん頼ってくださいね




チームは一つ
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